2016年6月9日
ゴールド・マリッジの平野です。
結婚…
言葉で書くと二文字ですが、
いざ、婚活!となると
まず何をしたらいいのか…
そもそも婚活・結婚について
みんなはどう考えているのか…
漠然として不安や焦りを
感じてしまう方もいます。
そこで…
「結婚相談所から見えること」は
現在の婚活・結婚事情を
公的機関の発表データや
民間研究所、さらには書籍を通じて
さまざまな関連ワードと私的な見解を
リンクさせて、結婚・婚活業界の
今後を予測するとともに、
その影響や原因を探っていこうという
シリーズものです
第一回となる今回は
明治安田生活福祉研究所が
2014年3月に全国の20歳から49歳
の男女3,616名を対象に調査した
「未婚女性が結婚相手に求める年収と男性年収の開き」
をテーマとしています。
数年前より結婚年齢が上がっています
いわゆる「晩婚化」です。
これにはさまざまな要因があるため
今回はその一つとして
女性の結婚相手に求める年収と
実際の男性年収との差があります。
同研究所によれば
20代未婚女性=57.1%
30代未婚女性=65.5%が
結婚相手に年収400万円以上を求めています。
これに対し実際の男性は
20代未婚男性=65.5%
30代未婚男性=45.4%が
年収400万円未満と答えています。
もう一つ
これと示し合わせるかのように
「結婚相手として重視したい条件」の
上位5位「に相手の年収・経済力」がヒットしています
以上をふまえると
年収で相手を条件化した場合
20代未婚女性の57.1%が
20代未婚男性を選ぶ際
その対象は必然的に34.5%の
男性のみしか対象者にならないということです
男性からしてみればハードルが高い感がうかがえます。
なぜハードルが高いのか?
転職情報誌DODAによれば
正社員勤務、20歳~59歳の
女性ビジネスパーソン全体の
平均年収は2014年=354万円
(ちなみに男性の平均年収=481万円)
女性の社会進出に伴い
30代、40代でバリバリ働いている
女性が増えていることも
女性が求める男性の年収額を押し上げている
要因といえます。
つまり、私はこれくらい稼いでいるから
相手(男性)にはこれくらい稼いでほしい
という水準が400万円といえます。
男女共同参画白書によれば
1997年専業主婦世帯数を
共働き世帯数が抜いてから
2014年には共働き世帯数が
1000万世帯を超え
専業主婦世帯数720万世帯
を大きく水をあけています。
現在では
男性による結婚後の女性に対する
共働きへの考え方も柔軟になっており
結婚後の経済的な面から言えば
結婚後男性のみの収入で
生活するほうが珍しくなっています。
そう考えれば決して「年収」だけで
選択肢の幅を絞ってしまうのはどうかと
思います。
実際、結婚相談所によっては
男性の年収が400万円未満の
方は入会をお断りしている
結婚相談所もあります。
しかし、上記の理由からも
二人の収入であればよっぽどの
贅沢をしない限り、十分生活できる
範囲だと思います。
そもそも20代男性の場合
年収で評価するのはどうかと?
男性の場合30代、40代で
給与ベースが上がる賃金構造形態
となっているため、年収が全体平均より
下なのは当たり前といえます。
上を見たらきりがありません。
ネット検索できる結婚相談所
の場合、検索条件に年収項目
がありますが、まずは範囲を
あまり絞りすぎないように…
今は希望の年収に達していない方でも
あなたが直接会って「いいな」と
思ったらその直感に従ってみるのも
一つだと思います。
結婚はゴールではなく
その後数十年つれ添う
パートナーです。
価値観や人柄あっての結婚であって
年収ありきの婚活・結婚は破局への
スタートではないでしょうか…
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